総務文教常任委員会

2014年03月12日

平成26年3月12日(水)午前9時30分~ 3月定例会中の総務文教常任委員会が開催されました。(案件;26.3.12 総務文教常任委員会(結果入り)

付託案件6件のうちで、討論が行われたのは、議第19号 王寺町野外キャンプ場条例の一部を改正する条例についてです。

<反対討論> 幡野;青少年健全育成のための施設である王寺町野外キャンプ場が無料で利用できることは、王寺町の誇るべき施策である。 利用内容から判断しても徴収する必要はない。

<賛成討論> 鎌倉;行政側の説明のとおり、税の公平性の観点、維持管理費に550万円も必要とし、町外からの利用者も含まれていることを鑑み適切である。

<私の感想> 他の委員からの質疑内容と討論の内容と、私の感じたことは少し異なります。

現在、平成27年度決算から公会計制度の導入に向けた準備が進められています。公会計は、全ての資産と負債を調査して、的確なマネジメントを行うために、発生主義による複式簿記を導入することにあります。

キャンプ場にも多くの備品などが備え付けられており、キャンプ場を利用することにより、水道、下水道、電気の利用も発生します。(※青少年の野外活動や公的な利用に対しては、減免規定が適用され今までのとおり無料とされています。)

王寺町のキャンプ場は、個人や諸団体の親睦にも利用されており、利用内容により適切な利用料金を徴収することは当然だと思いますし、トイレの建物や付属品、調理場、備え付けの備品は減価償却の対象でもありますから、適切な額を引き当てることは公会計処理からも納得できます。

税の公平性、応能応益負担だけでなく、今後、公会計制度の導入により、行政に求められる説明責任が変わってきますので、条例の改正理由をもっと正確に説明すべきだと感じました。・・・・・全部署の大きな課題かもしれません!

付託外 (1)訴訟の進捗状況については、総務部長より「新たな証拠提出などの進捗は無く、去る2月12日に裁判官と双方の弁護士による弁論準備が行われ、当町の弁護士に対しては「6億5千万円を譲歩するつもりはあるか?いくらなら譲歩するか?、相手方の弁護士にはいくらなら払えるか?」との内容で、4月11日に再度の弁論準備が行われる。との報告でした。

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