王寺町議会は身を切る改革を否決!

2023年09月18日

令和5年9月4日(月)から9月15日(金)の会期で、王寺町議会令和5年9月定例会が開催されました。4月の統一地方選挙で日本維新の会が公認いたしました2名(丹下豪、桝田佳宏)が当選し、早速、有権者の皆様にお約束をしました『身を切る改革』として、議員報酬5%削減の議案と政務活動費(月額1万2千円)交付に関する条例を議員発議により提出しました。

残念なことに、この議決結果からすると、委員会に附託して継続審議とされることもなく(議論を尽くされず)、否決となったようです。(誰が反対したのかは、次の”王寺町議会だより”をご確認ください。)

政務活動費は、実際に活動をしている議員には助かる制度で、チラシの発行費用、個人の研修費用、視察に関する旅費・宿泊費、資料収集などに充当できます。私個人の見解としては、町議会議員も政務活動費として月額で2~3万円は必要だと思います。何故、否決されたのか理由が知りたいものです。 全国の町議会議員の定数は約1万1千人、議員報酬の平均は21万4千円で、議員定数の平均は12人です。実質的な議員の活動期間を考慮すれば全国平均値は頷けます。王寺町議会議員の月額報酬27万円では、議員専業では生活が出来ない(実質月額手取りは18万円)とも思えますが、公約をした以上は条例を提案するのが当然!(議員は兼業が可能です。)

奈良県総支部の基準により、王寺町議会議員の2名は身を切る改革として、本年5月より月額9千円を積み立てています。 既得権との戦いは始まったばかりです。

-参考資料- 

令和元年8月30日(総務省)によりますと、町村議会議員の平均年齢は64.2歳、男性が90%、政務活動費交付団体は189町村/927町村、平均額は9,465円/月

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