北葛城郡町議会議員研修
2013年11月28日
平成２５年１１月２８日（木）午後１時３０分～河合町役場３階第３会議室で平成２５年度北葛城郡町議会議員研修（全議員研修）が開催され、王寺町からは１０名の議員と議会事務局職員２名が参加しました。（25.11.28 北葛議員研修）
講演は毎日新聞論説委員の与良正男さん（TBS「朝ズバ！」、毎日放送「ちちんぷいぷい」でお馴染み）
演題は 与良政談～どうなる日本！ と題して、現在進行形の政治問題の講演を頂きました。
（１） 猪瀬東京都知事の５０００万円借入金の話題 → 徳修会の内部分裂から大きな政治スキャンダルになる可能性
（２） 特定秘密保護法の危険な部分 → 過去の西山事件の所見、情報公開に何故３０年のルール設定が必要とされるか？（アメリカで公文書公開が期限が来れば自動的に公開が行われる理由） → 公開されることによる自制作用
○ 昨日、日本版NSC法案が成立・・・これは必要・・・日米軍事同盟の強化！・・・MD構築のため
○ 集団的自衛権について・・・現行憲法でも日本を直接攻撃されれば反撃は可能！・・・外務省の勇み足！！・・・防衛省の本音は慎重論？？
（３）今の中国の状態は本当に心配である！・・・習体制は軍のコントロールが出来ていないと思われる。 防空識別権についての国際ルールは無い。 現識別圏は朝鮮動乱のときに米国が設定したものを引き継いでいる。 → 米国は威信を賭ける。 → 中国軍部の挑発に自衛隊は乗らないこと！ 中・米、中・韓のホットラインはあるが、中・日には無い！ 早く構築する必要がある！ 偶発事故から戦争への心配
＜質疑＞ 日本の保守について → 現オバマ政権は軍事的に弱い（シリア問題）・・・しかし、完全保守＝反米を意味するため、安倍政権は柔軟な対応を行っていると思う。
憲法改正論や特定秘密保護法に対する各政党の対応は？ → みんなの党は？？？という思い。 日本維新の会も退席するような対応しか出来ない情けなさ！（意見統一がされていない証。）野党を巻き込んで強行採決と言わせない。 憲法改正に対しても安倍政権はしたたか！と思うべき。（９６条は仕掛け？）
