平成25年第1回臨時会

2013年05月08日

平成25年5月8日(水)午前9時30分~第1回臨時会が開催され、

即決議案の議第26号 王寺町国民保険税条例の一部を改正する条例について審議され、全会一致で可決されました。

本改正により、配偶者などが後期高齢者医療制度に移行した場合、単独世帯となる5年間は特定世帯と言い5年間は世帯別平等割額が1/2となる現行制度に対して、その後の3年間について、世帯別平等割額が1/4となる改正です。(この世帯を特定継続世帯と言います。)

-私の質疑- 『仮に、高齢者2人世帯で年齢差が8歳、配偶者が75歳となり後期高齢者医療制度の加入となった場合、国保加入に残された67歳の配偶者の世帯別平等割りが1/2となるのは当然でしょうが、以降の3年間は1/4の世帯平等割りとなり、世帯平等割の保険税が3年間は1/4増加することとなりますので、平均寿命が延びて高齢者の2人暮らしで年金生活をされているような家庭も存在すると思われるため、増加する1/4の生活支援を行うような高齢者福祉対策の検討が必要ではないか?』との質問を行い、実態調査を行って研究されるよう要望をいたしました。

続いて、議長・副議長選挙が行われ・・・全会一致で松岡成行議員が議長に選出され、副議長には幡野美智子議員11票、伊藤隆明議員1票、鎌倉文枝議員2票の結果であり、幡野美智子議員が副議長に就任。

その後、全議員懇談会が開催され希望する常任委員会などの申し出が行われ、新しく就任された松岡議長、幡野副議長に対し、『町長選挙が終わり、議会が一丸となって王寺町の未来のために取組み、議会改革推進のため議会基本条例の制定を目指し、各常任委員会等の活性化に尽力されるとともに、平井町政が掲げられている4つの柱「安心・安全のまちづくり」「住み続けたいまちづくり」「未来を担う人づくり」「住民に開かれ自立するまちづくり」に議会としてどのように取組んでいくのかを議長・副議長でリード願いたい!』と、懇談会開催の冒頭に私から要望をいたしました。

私の所属は、「厚生環境常任委員会」「建設水道常任委員会→副委員長」「王寺町消防委員会」「王寺町国民健康保険運営協議会委員」「王寺町都市計画審議会員」「王寺町営住宅入居者選考委員」です。

-残念に思うこと- 総務常任委員長の選出において、議長より中川委員長選任案が提出され、選任された委員による採決の結果、挙手多数で選出が決まったそうです。(その場に居りませんでしたので詳細は判りません。)

委員:大久保、伊藤、鎌倉、中川、楠本、幡野、西本、千葉(敬称略) 反対者は、大久保、鎌倉、西本の3名

中川義弘氏は、議長経験者でもありますが、先の3月定例会の一般質問において、「一般住民に対し、個人名や団体名、特定の会社名を名指しして無礼な発言をしてはならない。」と規定されている地方自治法第132条に抵触しているとして、鎌倉議員発議、西本議員賛成で懲罰動議が提出され、3月25日、3月27日の懲罰委員会で審議された結果、懲罰に該当する事案であり、「公の場での陳謝」と決し、定例会3日目に本人の陳謝が行われた事実があります。 常識として、議長は推挙すべきではないと判断しますし、ご本人も委員長就任を受諾するべきでは無いと私は思います。

議会の議長・副議長選挙も公職選挙法の規定が準用されることを地方自治法第118条で規定されていますが、立候補による選挙が出来ないこととされているため、事前に数を集めた者が議長になるという可笑しな慣習があります。(奈良市議会のお米事件はあまりにも有名です。)・・・・・閉鎖された小さな議会と言う社会の中での議長・副議長選挙・・・・・自治法を改正しない限りスッキリしない選挙が今後も続く可能性があります。

各常任委員会などの全名簿掲載は後日掲載いたします。

 

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