タウンミーティング-2

2013年08月26日

平成25年8月26日(月)午後7時30分~やわらぎ会館3階研修室で町長主催タウンミーティング第2弾が行われました。参加者は約50名(内、議会議員が8名)でした。

前段の町長からのお話と配布資料は初日とほぼ同内容であり割愛いたします。

事前に質問書を提出された方は6名で概要は次のとおりです。

①「高齢者福祉対策として、バスカードとJRイコカカードの制度があるが、バスは町内乗り放題であり不公平ではないか?制度の公平化をどのように考えておられるのか?」

<町長>確かに非常に多く利用されている方があることは事実で、1年間に1600回乗車されている例もある。奈良市のように1コイン負担制度などの研究も必要。一方、イコカカードは個人の特定が難しいデメリットがある。・・・>今後の検討課題である。

②「中央公民館建替え計画に伴う各教室の運営について」

<町長>現在、中央公民館の建替えを検討中で、自治会活動が可能な施設で防災備蓄機能、消防団屯所の機能を持った施設として計画中である。それぞれの教室の性質(王寺町主催公民館学級、文化協会所属団体、その他のサークルなど)により地域交流センターの利用と泉の広場公民館、南公民館にて対処を考えている。また、それぞれの内容によって地域交流センター利用時の減免規定の検討も必要と考えている。

③「舟戸1丁目の交通安全対策として、過去に計画されている都市計画道路の着手を!」

<町長>昭和40年に計画された道路であり、費用、隣接町との問題、JR跨線の問題などの課題が大きく、見直しの対象としている。大和川堤防上の道路築造についても、国道25号、大和川との構造上の問題も多くある。

④「シニアクラブでパソコン教室を行っているが、地域交流センターの備付PCはWindows-MEであり、最近のものとVirsionが違い過ぎるので、小学校などで買い替えがあった際に使用可能なものの流用などを考えられた。また、奈良県内の健康寿命が王寺町が低いので、未病クラブでの活動も理解していただきたい。

<町長>PCについては、再利用が可能なのか研究を進めます。健康寿命は奈良県の統計でも発表されていますが、男性は全国で2位、女性は22位と思います。県内では低い方かもしれませんが全国と比較すれば上位にあります。また、9月4日にGet元気21で「がん予防」の講座が開かれますので是非とも参加を

⑤「国民の義務である納税をきちんと行っている特別永住権を持つ在日二世への政治参加について」

<町長>地方自治では多くの項目で参加をしていただく場面がある。現行の法律上では地方選挙を含め参政権は認められていない。

⑥「元気な高齢者が多く、是非ともボランティアセンターの設置を!」

<町長>高齢者の方だけでなく、様々な年代層の方にボランティアとして関わっていただくことが町を元気にする。ボランティアセンターについて研究を行う。

-感想-

行政からの情報発信不足、議会としての情報発信不足、各議員からの情報発信不足を感じます。・・・今回も、議会で議論したことも含まれており、行政と議会と住民皆さんの距離が大きいと思いました。

情報発信の方法として、SNSの活用も積極的に活用すると同時に、高齢者向けの防災行政無線を戸別に設置して定時に行政ニュースを届ける仕組みも考えなければなりません。通信手段が格段に向上している現代社会で固定観念にとらわれずに最低の経費で最良の結果を・・・!

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