北方領土問題研修会

2013年02月14日

平成25年2月14日(木)午後1時~大和郡山市城ホール(小ホール)で行われました『北方領土問題研修会』に参加しました。(資料:25.2.14 北方領土問題研修会資料-1

325人収容の会場は、満席で立ったままの参加者も多くおられました。 今回は、県内中学校から500以上も応募された「北方領土と私たち」と題する作文の表彰式もあり、学校関係者、父兄の皆さんも多く参加されていました。(王寺町の2つの中学校からの入選作品はありませんでした。)

今回の講演会では、語り部からのメッセージとして(社)千島歯舞諸島居住者連盟理事(歯舞群島・多楽島出身)の河田弘登志さんと根室支部青年部理事(色丹島2世)の荒井秀子さんのお二人からメッセージがありました。

早く解決をしないと、河田さんは78歳であり故郷に帰れない・・・既に多くの方々が亡くなり故郷に帰れない現状・・・しかも、何の補償もされていない現実! お二人の体験談を聞き涙が溢れたのは私だけでなく、会場内の多くの皆さんが、戦後68年を経過してもなお解決が出来ていない現状に改めて憤りを感じ、不当に占領されている北方領土4島の早期返還を実現するために、全国民が一丸となり取り組むことが大切であることを再認識されたことと思います。

今回の作文募集のように、中学生の子供たちが義務教育の一環として領土問題を正確な歴史認識から理解することが、継続した取り組みに繋がることだと思います。

北方領土問題→ロシア、竹島問題→韓国、尖閣諸島問題→中国・・・武力ではなく正論で解決するのは、本当に難しいと思いますが、私たちが真剣に考え行動しなくてはならない大きな問題です。

※ 表彰の写真も多くあるのですがシステム上の都合で掲載できません。

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