シンポジウム-人権博物館の国際発信-

2015年08月30日

平成27年8月30日(日)午後1時~奈良春日野国際フォーラムに於いて『人権ネットを活用した地域活性化事業実行委員会』の主催で開催されました-シンポジウム-人権博物館の国際発信~水平社宣言を世界の記憶に~に参加いたしました。
資料の一部(27.8.30 人権博物館の国際発信
ご存知のとおり、世界遺産条約に基づく「世界遺産」には、文化遺産、自然遺産、複合遺産に分類され、日本では文化遺産4件と自然遺産15件が登録されており、奈良県には2箇所(古都奈良、法隆寺)の文化遺産と奈良県内の熊野古道の一部が自然遺産として登録されています。
そして、「世界遺産」以外に、無形文化遺産保護条約に基づく「無形文化遺産」、世界記録遺産国際諮問委員会によって選定される「世界記憶遺産」、国連食糧農業機関が認定する「世界農業遺産」、世界ジオパークネットワークが認定する「地質遺産」などがあり、2011年5月25日に山本作兵衛さん(1892-1984)が描いた「炭鉱の日常記録画」が日本で始めて「記憶遺産」に認定されました。
人権ネットを活用した地域活性化事業実行委員会は、「全国水平社創立宣言の歴史的な意義、国際的な意義」を「記憶遺産」として選定されることにより、西欧以外のアジアで「民主主義の第1原則が人権である」ことを訴えた歴史的事実を世界に広めることが出来ることにもなり、日本国内でも新たな書物などの発見につながって地域活性化にも貢献できることになると訴えています。(現在16件が申請中で、2年に1回2件が選考され申請されます。)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               。


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