一般質問

2014年12月02日

平成26年12月2日(火)午前9時30分~9名の議員から一般質問がありました。(メモ入り;26.12.2 一般質問(答弁メモ入り)

私の一般質問の要約全文

【質問、壇上】
では、議長のお許しを得ましたので、2問質問をさせていただきます。
まず、1問目、「公共施設総合管理計画について」です。
平成26年4月22日付で総務大臣より各都道府県知事、各指定都市市長に向けて「公共施設等の総合的かつ計画的な管理の推進に向けて」、が通知されております。
また、同時に、総務省自治財政局財務調査課より、公共施設など総合管理計画の策定に当たっての指針が示されています。
これにより、各地方公共団体においても速やかに公共施設等総合管理計画(以下、総合管理計画と言わせていただきます。)に策定に取り組むように通知がされています。
この総合管理計画では、老朽化の状況や利用状況を始めとした公共施設等の状況、総人口や年代別人口について、概ね今後30年先までの見通しや、公共施設等の維持管理・修繕・更新などに係る中長期的な経費の見込み及びこれらの経費に充当可能な財源の見込みなどを含めて、全ての公共施設を対象に計画の策定を行うように示されております。
現在、王寺町では、平成27年度決算より公会計によって会計処理を行うための事前作業を進められており、全ての公共施設のデータ収集に取り組まれております。
そして、本年の9月22日には、王寺町ホームページ上で「王寺町行財政改革大綱及び実施計画」等を公表されており、その中で、町有財産の有効活用、あるいは王寺駅南駐車場の増収対策、菩堤キャンプ場の有料化、上下水道のあり方、庁舎蛍光灯のLED化、公共施設におけるユニバーサルデザインの導入、公営住宅のあり方、町立幼稚園の統廃合、小中学校規模の適正化、給食共同調理場の統廃合、そして町営プールのあり方、社会教育施設の管理運営、自治会防犯灯のLED化促進、そして、ごみの減量化対策など、これらの実施計画が示されています。
公共経営という視点から適切な財政運営を行うために、今後、建設が予定されております施設、久度コミュニティセンターや改築予定の施設を含めた公共施設等総合管理計画の策定について伺います。

次に、「王寺町として地球温暖化にどう対応するのか」について伺います。
地球温暖化はさらに進んでいる。・・・そして、現在の状況を大きく変えない限り地球環境はさらに悪化し、農業の衰退、伝染病の蔓延、自然災害の巨大化など多くの問題が起こると国連の気候変動に関する政府間パネルIPCCから警告がなされ、最新の統合報告書を公表しています。
その報告書では、今世紀末までに気温上昇を2度未満に抑えるという国際目標の達成は非常に難しく、これまでの発想や体制とは異なったレベルの対応が必要とされています。国際目標の達成には、産業革命以降の世界全体の二酸化炭素CO2ですが、これの累積排出量を約3兆トンに抑える必要があるとの見解が示されております。
現在、CO2の排出量は累乗的に加速され、 既に約2兆トンのCO2が排出されており、このままのペースでCO2の排出が続くなら、あと30年で限界を超えるとの見解が示されています。
私は、平成24年3月の一般質問で、「総合計画のリーディングプロジェクトにおける王寺町地球温暖化対策実行計画の策定状況について」、平成25年6月の一般質問では、「王寺町地球温暖化対策実行計画について」と地球温暖化の関連質問を2度行っていますが、未だに王寺町は、地球温暖化対策推進法で全ての地方自治体に義務づけられた「地球温暖化対策実行計画」の策定と公表が行われておりません。
今後の方針についてお伺いいたします。

(平井町長答弁)
清水議員から2点ご質問をいただいております。
1点目は、「公共施設の総合管理計画の策定について」のご質問でございます。
現状、本町では、過去に建設された17の主な公共施設のうち、築後年数が耐周年数を上回っている施設が4施設ございます。
具体には、王寺幼稚園、王寺小学校、それから王寺中学校、泉の広場プールの4つです。
また、その他の施設につきましても、今後、更新時期をそれぞれ迎えることになりますから、公共施設等の老朽化対策、計画的にどうやっていくかということが一番大きな課題となっています。
橋梁、道路、上下水道等につきましては、順次、既に長寿命化なり、更新計画等を策定の上、老朽化対策に着手をしているところです。
今後の課題といたしまして、人口減少に加え、年代別人口の変化等が予測され、年少人口の減、あるいは生産労働人口の減少、一方、高齢者の増といった大きな傾向あるわけでございますが、そういった年代別人口の変動によりまして、利用形態も変わってくるといった問題意識も持っています。公共施設等の利用需要がどう変化していくかということも見極めていく必要があると思っています。
今後の方向性といたしまして、公共施設等の全体の状況を係数的にも把握した上で長期的な視点を持って、更新、あるいは統廃合、長寿命化などの計画化を進めていきたいと考え、財政負担の軽減、あるいは平準化するために、最適な規模や配置のあり方といったものについても検討を加えていく必要があると思っています。
平成26年の4月22日の総務省通知について、ご指摘がありましたが、この中で管理計画の策定指針では、次のような項目を記載すべきというふうにうたわれております。
具体事項として、1つ目は公共施設等の老朽化の状況や利用状況を初めとする公共施設等の状況を把握すること、2つ目が、総人口とか年代別に今後の見通しを立てること、3つ目が公共施設等の維持管理、修繕、更新等に係る中長期的な経費と充当可能な財源の見込み、こういったものを記すように指示されております。
一方、26年の5月22日の総務庁通知で、管理計画策定を行っていけば、公共施設等の除却に係る地方債の起債が認められることも示されています。
今後の本町の方向性ですが、策定指針の内容を十分踏まえて、公会計制度による固定資産台帳及び行政コスト算書等を活用することが1つ。
それから、2つ目としまして、これらに基づきまして、必要に応じて各施設の診断を行い公共施設等の現況及び将来の見通しの把握と分析をきちっと行うこと。
3つ目でございますが、道路、橋梁、上下水道等につきましては、各担当課で整備をいたしております施設台帳を十分活用いたしまして、各施設の長寿命化、あるいは更新計画との整合を図っていくこと。
このようなことに留意をしながら、できるだけ速やかに公共施設総合管理計画を策定していきたいというふうに考えています。
策定の時期でございますが、公会計制度による固定資産台帳や行政コスト計算書等の作成が平成27年度に完了する予定で、並行いたしまして、施設点検についても事前調査等を平成27年度から着手したいと考えております。
結果、全体計画につきましては、28年度中の策定ということになろうかというふうに考えておるところでございます。
なお、その計画の策定に要する費用につきましても、特別交付税の手当があるというふうに承知しており、この期間は平成26年度から28年度までの3年間になることも承知しているところでございます。
出来るだけ早期に策定をしたいわけですが、基礎的な調査、あるいは分析、計画づくりをきちんと行い、将来にわたって遺漏のないようにしていきたいと考えております。

それから、2つ目「王寺町として地球暖化にどう対応していくのか」というご質問でございます。
これもお触れいただきましたが、王寺町の地球温暖化対策実行計画につきまして、私に対しましでも昨年の6月の一般質問で質問をいただきました。そのときの回答でございますけれども、当初は平成22年度を基準年度といたしまして、期間を平成25年度から29年度までの5年間とした実行計画を24年度中に策定したいということで予定をしておりましたが、平成25年の1月に、COP19までに25%削減目標をゼロベースで見直すということが指されたため、策定目標を定めた時点に比べて大きく状況が変化いたしてまいりました。昨年の6月時点では、王寺町といたしましては、国の方針が確定された段階で、従来から進めてきた計画との整合を図りつつ必要な見直しを進めていきたいというふうに答弁をさせていただきました。
その後でございますが、平成25年11月、昨年の11月に、国は2005年、平成17年を基準年といたしまして、平成20年には原発による削減効果を含めずに、再生可能エネルギーの導入拡大やフロン対策の強化、あるいは森林吸収源の活用などの取り組みを総合的に進めることによって、温室効果ガスの排出削減の目標値を3.8%というふうに定められたところでございます。
現在、これまで進めてまいりました王寺町地球温暖化対策実行計画の見直しを行っているところでございます。
この計画の柱ですが、王寺町といたしましては、太陽光発電も大きな項目ではありますが、なかなか適地の問題、あるいは今後の買い取り制度がどうなるかといった問題があるため、太陽光発電を主に置くのではなく、1つはLEDの推進を着実に図っていきたいと考えております。これにつきましては、計画策定に先駆けて平成25年度には、庁舎の蛍光灯をLED化しました。また、やわらぎ会館も同様にLED化を図っているところでございます。さらに、今年度から町内各自治会の防犯灯をLEDに変えた場合の補助率を3分の2から4分の3にかさ上げさせていただきました。それによってLED化の推進支援を行っているところでございまして、11月末日現在で、全防犯灯本数1,947本のうち1,363本、約70%が実施済みとなっております。今後も各公共施設のLED化を継続して、新設も含めて推進をしていきたいと考えているところでございます。
また、将来的にではございますが、ハイブリット車のみならず、より環境に配慮した電気自動車、あるいは、さらに水素自動車等の導入についてもその検討を視野に入れていきたいと考えております。
余談ですが、先日テレビで拝見いたしましたが、神戸市では水素自動車をモデル的に導入するということが大々的にうたわれておりました。なかなか本町の環境を見ますと、ステーションが無いものですから、そういった環境が整えばぜひ水素自動車も環境対策のモデル対応として導入も考えていきたいと考えているところでございます。その他、さらに電気使用量、あるいは燃料、またはごみの減量等々、CO2の削減目標等を盛り込みまして、平成25年度を基準年度として平26年度内で計画を策定いたしまして、平成27年度から平成31年度の5年間の計画として公表をしていきたいと考えているところでございます。

【再質問】
順番を変えさせていただきまして、まず、地球温暖化実行計画について、今年度内に策定をするというご答弁だと思います。
その中で、行財政改革の中ででも先行して、そのLED化の事業にも取り組んでおられるわけですが、私が指摘しておりますのは、その全体的な数値目標がない中で各事業を推進しますと目標達成率、ひょっとするとLED化については既に100%を超えているかもしれません。公共施設毎の目標設定ですので、これ以上の目標量を達成する必要はないという意味ではないですが、町全体としてどこまでのものをきちんとしたものがつくれるかという目標設定がなければ、せっかく事業化に取り組んでも、例えば防犯灯等々、それと各庁舎のLED化をする、ひょっとするとそれだけで1施設のCO2排出量は満足しているのかもしれないですね。その辺が把握できないということです。
それぞれ耐用年数を超えているような施設もありますが、それらについてもきちんとした目標設定をしとかないと、町行政がどう取り組むのかによって民間事業者さんもこのCO2の削減目標というのはあるわけですから、公共して目標設定を早くして公表すべきだというふうに思っておりますので、できるだけ早い段階で公表していだきたいとかように思います。
この件については、以上で質問を終わります。

1問目の公共施設総合管理計画についてですが、この総合管理計画の指針の中身についてちょっと触れさせていただきます。
公共施設の総合的かつ計画的な管理に関する基本的な方針、これの中で先ほど町長も触れられましたが、総合管理計画策定に当たっての留意事項が書かれております。項目として結構あるのですが、7項目のうちの5項目に、PPP、あるいはPFIの活用についてという項目があります。
先ほど町長も一部触れられましたが、王寺町には、あるいは王寺町周辺には観光客の宿泊を見込めるようなホテルもございません。
そして、今後のその高齢化社会において、今現在、ハートフルビジョンで取り組まれている特養の建設に向けてご努力をされているわけですが、実際にはその高齢化対策の中で特養だけやればいいということではないというのは、これは皆さん共通の認識だというふうに思います。例えば、ケアハウスが必要だったりとか、老健の施設が必要であったりとか、近隣の中でも特に王寺町内においてそういう施設がないということも、これはもう周知の事実でございますので、それらについて、一例ではございますが、今計画をされておる久度のコミュニティ施設がございます。
その久度のコミュニティ施設建設に向けて、今申しましたホテルとのPFI、もしくは高齢者施設とのPFI事業、そういうものを検討されているのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。よろしくお願いします。

【中野総務部長】
議員質問のPPP、PFIでございますが、官民連携のそういう事業、また公共サービス提供にかかる民間主導型のそういう施策についてですが、これにつきましては、当然、その1つの手法として、その事業を推進する中で検討はしてまいりたいと考えております。また、建設後の中におきましても、そういう民間の活力というのはぜひ必要なものであるというふうに認識しておりますので、そういう手法の中で官全体に及ぶものか、また他の施設も含めまして、今後検討の重要な一要素として検討をしてまいります。
【再質問2】
何故、この時期にこの話を持ち出したかと申しますと、久度のコミュニティ施設については非常に多くの方々がどんな施設ができるのか多くの関心をお持ちだと思います。
現状の計画案では、最低限必要なコミュニティ施設と防災倉庫、あるいは消防団屯所を整備するということでの素案を示されているわけですが、久度公民館の敷地面積が1,295平米ございます。(周辺の用地確保に成功すればもっと広い面積となります。)御承知のようにこの地域の 用途地域は商業地域で、建蔽率80%、容積率が400%、高度制限は31メートルという、大きい開発が可能だという地域でもございますので、計算をしますと、最大、(実際にはここまでいかないかもしれないんですが)単純にその面積要件から計算いたしますと、5,180 平米の床面積を有する建物の建設が可能だと、こういうふうに判断されるわけですね。
現有の路線価を調べさせていただきますと、現路線価は1平当たり6万5千円、角地に面していますので当然加算がありますから補正をしますと、恐らく7万円を超えるのかなというふうに思います。非常に立地的にも便利である。そして、土地としても高い、そういう場所に今の建物は計画されておりますが、これは決定ではありませんけれども、1階が641平米、そして2階が642平米、延べ床で1,283平米として、前回出されております建物概要であります。
そうしますと約3,900平米の床が使えるのに使えない計画という結果になります。
したがいまして、私が思いますのに、この4千平米近く利用可能な床をぜひとも民間の力をおかりして、できるだけ公共の必要な部分も確保しながら、例えば王寺町にとって今後必要となる施設、先ほど例は申しましたけれども、ケアハウスであったり、先ほど町長も答弁されたホテル事業であったり、そういうことが可能だというふうにも思います。
ただし、今の仕組みからいくと防災・減災基金ですか、それを 充てるということの約束事が1つあるわけですが、仮にその約束事を翻したとしても、ペナルティーがあるかどうか、これは存じませんけれども、将来のことを考えると非常に有益な施設がつくれる可能性があるのに、このまま突き進んでしまうのは、「私はどうかな?」というふうにも思います。
そして、久度の住民さんの皆さんの意見も聞かせいただいて 、例えば町長がおっしゃったように、もしもホテルだ、とすればホテルには当然のことながらレストラン も入りますし、そういう施設が入れば複合施設としての利用度というのは高まるわけですから、何とかうまくいくんじゃないのかなという思いがしたわけです。
事業手法として今から動かすのがどうかというのは時期的 な問題もございますけれども、ただ途中で 諦めてしまうには非常にもったいない事業かなというふうにも思います。何としてもせっかく王寺の久度の駅前の真正面のいわゆる玄関口、北側の玄関口に当たる場所ですから、王寺町として、素晴らしい施設ができたなというふうに思って頂けたらと思いますので、ひとつそのことについてご答弁いただきたいというふうに思います。
【平井町長】
久度の中央公民館の建て替えの件での提言といいますか、ご意見であろうと思います。
今、清水議員のほうからのご提案ということを考えましたときに、1つの当然選択肢として、勿論考慮に値する案であろうというふうに思うわけでありますけれども、これも途中触れていただきましたが、できるだけ消防施設を早くつくるということが1つあるのと、それから、実は、昨年から少し時間をいただきまして、隣接する用地の取得を出来ないかなと、それによってかなり面をどう有効活用するか、デザインというか形というか大分変わってまいりますので、それにちょっと期待をしておったわけなんですけれども、なかなかすぐにお譲りいただける状況にないということで、また改めて自治連合会のほうに、もう少し内容的に見直した案でご意見を伺ったりとか、できるだけ早くこれはもうやっていきたいということが1つありますので作業を進めているわけでありますけれども、全体を見たときにあの区域、面積でやっぱり1つは久度地域の大きな中央の拠点ですので、やっぱりしかもあの地域からしますと水害はリーベルなりで賄うといたし ましでも、やはり地震とか、そういう災害に対し、あるいはまた火災というものもございます。そういうことからするとあの空間をどう防災的な観点から確保しておく必要があるのかというのをまず1つ優先的に考えるべきだろうというのが1つあります。
それから、PFIとかPPPとか、民間の活力を利用してということはもちろん考慮に値することでありますが、1つは今の規模に多少準ずる規模の大きさの施設でもって、運営については指定管理といいますか、これはリーベル5階も合わせて指定管理できないかなといういま一つ運営面で、管理面でのプランを持っております。
箱自身をどう大きくするかと、物理的、あるいは規制的には可能だと思うのですが、本当に実はホテル、ビジネスホテルは欲しいんですが、本当に来るのかなという1つは危倶もやっぱりありまして、北か南か、あるいは集合というのいろいろあるんですけれども、ビジネスホテルをもし誘致するなら南側の広場で再開発的に誘致できないかなとか、 そんな思いもいたしておりまして、北のほうは、1つは大きくはもちろんコミュニティ施設、それから防災の要素、それからいろいろの形状、今の中央公民館で夜間学級でありますとか、日本語教室でありますとか、そういう生涯学習的な 取り組みもしておられます。そういう機能を逆に県立大学の 深夜カレッジ的なものも誘致することによって、1つは生涯学習的な拠点で周囲の皆さん方にもうまく使っていただけるような方法はないかなというのは1点考えています。
学習機能を備えて、夜間中学、あるいは日本語教室、あるいは深夜カレッジ、そういった拠点にできないかなと、あるいは2階には細長い多目的の会議室で3つという区割りで計画をしていましたが、1つで使えないかという部分ありますけれどもまたこれもいろいろ実は提言もいただきまして、できるだけ2階にはホール、幅広い用途のホールで、例えば防音装置をして音楽であるとか、あるいはまたダンスとか、あるいはまた詩吟でありますとか、そういう多目的にまた使えるような広いホール、四角いホールでレイアウトしたらどうかというアイデアもいただきました。十分検討に値する案かなというふうにも実は思っています。
利用される方、あるいは利用目的をある程度具体的にというか、明確にした上であの施設をぜひ早く整備したいとは思っておるわけでありますけれども、当然のことながら地元の自治連の皆さん方のご意見もきっちりと聞きながら、1200平米の今大きさには特にこだわっておりません。
2階にホール仕様をしますと屋根を高くするということになって、もう少しまた形態が変わってくるかもしれませんが、いずれにしましでも地元のコミュニティ機能は当然要りますので、現中央公民館と同じような規模でもって公民館をつくろうとは思っておりません。
コミュニティ機能プラス広域の皆さんにも使ってもらえるような、そういう施設をぜひ構想したいなというふうに思っているところでございます。
【再質問2回目】
町長からは現実的なご答弁をいただいたのかなと思いますけれども、特にいろんな事業手法がございますので、頭を固くしないで、私、9月の決算のときにも申し上げましたが、収入面では食欲になっていただきたいというふうに思います。
特に、歳出の削減と収入の増を合わせて考えるということは、行財政改革の基本の基本だというふうに思っておりますので、ぜひとも今の事業を、そうしなさいという訳ではありませんが、いろんな事業において民間のカを導入しないと行政だけが考えて実行していくには非常に運営が難しい時代に来ております。
先ほど、行財政改革の中で社会教育施設、あるいは学校教育施設のその再編計画のこともございました。
ひょっとすると、今後どこかの学校1校を閉鎖してとか、 その用地跡を何らかの形でということも考えられるわけですから、是非とも、そのときには手法として、PPP、あるいはPFI、その他のVFMといろんな手法がありますので、民間の力で事業化していただければ行政はほとんど関わる必要ありませんので、そんなことも考えていただきたい。もう1つは、ホテルのことは諦めずに是非とも私はそのJRの敷地の中であれだけ広い操車場用地があるわけですから、JRさんが主体的になってあの王寺の町一角の中に『ではJRが運営するホテル建てますわ!』というぐらいの営業を町長に是非ともしていただきたいと思います。

以上で質問を終わります。

 

コメント & トラックバック

コメントはまだありません。

コメントする