日本の新しいかたち研究会

2014年02月22日

平成26年2月22日(土)午後2時~ 大阪堂島ホテルで開催されました超党派の地方議員による「日本の新しいかたち研究会」に参加しました。

講演は、「大都市制度について」上山信一 慶應義塾大学総合政策学部教授より『大阪が変わる、日本が変わる』と題してご講演をいただきました。

日本の現状と未来・・・何故、大阪維新なのか?・・・大阪は変わったのか?・・・道州制・・・について約2時間の講義でした。

・道州制をEUに例えるならば、関西の奈良県はスイスの位置関係

・二重行政や地下鉄事業と市バス事業などは民営化を行うことにより収益が向上する。(大阪市営地下鉄は一部上場企業の近鉄を上回る。水道事業とバス事業を合わせれば、2つの一部上場企業を大阪市は有している。)

2020年には東京オリンピックが決定!・・・これ自体は喜ばしいことかもしれませんが、人・もの・かね・情報の全てが東京に集中することになり、益々地方都市は財政的に苦しくなります。大阪や名古屋を中心とした統治機構の分散の必要性を痛切に感じていますので、今回の上山先生の講演内容から公共経営の考え方を更に推進しなければならないと思いました。

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