王寺町防災訓練

2013年10月20日

平成25年10月20日(日)午前10時前から11時40分の間、王寺南中学校グランドと泉の広場公民館で、王寺町として始めて各機関合同の防災訓練が行われました。(私は南中学校の訓練に自主防災会メンバーと参加しました。)

午前10時の緊急エリアメール配信を合図に、文化福祉センター正面玄関に集まった地域住民の皆さん、各自治会の自主防災会の方々ら約300名を緊急車両が所定のテントに誘導し、参加者による消火器を使っての消火訓練→消防団と役場職員による土嚢設置→西和消防署による倒壊家屋からの負傷者救助訓練→役場地域整備課職員による倒木撤去訓練→消防団による放水で合同訓練は終了しました。

一般参加者向けに、NTT(docomo)による携帯電話の緊急エリアメール設定、起振車による震度体験、煙体験室、α米などの炊出し提供、はしご車体験も行われていました。

最後に、平井町長から台風26号による大島の災害に触れ、平時からの訓練の大切さの重要性を訓示されましたが、防災訓練への一般参加者のほとんどは雨のため、流れ解散状態となっていました。(訓練に集まった人たちが期待していた訓練内容とは異なっていたのかもしれません。)

-雑感- 今回の南中学校での訓練は、行政主体の訓練を一般住民の皆さんが参観するだけと感じました。・・・行政職は常日頃から水防に取り組み、消防署職員・警察署員も訓練を行っているので連携確認には役立ったかもしれません。(避難所となっている泉の広場公民館では、避難所設営~ダンボールベッド設営などが行われたようです。・・・新たな発見があったでしょうか?)

自主防災会や地元の皆さんが、避難所となっている王寺町文化福祉センターと王寺南中学校体育館を使って、学校の教職員も参加した避難所設営と避難所の問題点を洗い出す『自助』に対する訓練、「自らの命は自らが守る」ために、大規模災害発生前の避難誘導、速やかな避難所設営、自治会ごとの安否確認を実地で行うことなどが重要だと思いました。

まずは、1回目の王寺町防災訓練・・・今回の訓練から見えてくるものを整理して、次回の訓練に役立てて欲しいものです。

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