建設水道常任委員会

2013年03月18日

平成25年3月18日(月)午前9時30分~11時00分 定例会中の建設水道常任委員会が開催されました。(案件;25.3.18 建設水道常任委員会案件

付託案件

(1)議第14号 平成24年度王寺町下水道事業特別会計補正予算(第2号)について

<概要> 既定の歳入歳出予算に12,629千円を増額し、歳入歳出それぞれ868,729千円とする。

質疑① 流域下水道増額と繰り越しの内容について → 国の補正予算により流域下水道第2浄化センターの設備改修に係る王寺町負担金14,700千円。

質疑② 現在の下水道普及率と水洗化率は? → 普及率96.22%で、その内の水洗化率は92.11%であり、市街化区域を先行して整備を行っている。

質疑③ 流域下水道維持管理負担金は据え置かれるのか? → 平成25年度、26年度の2年間据え置きを延長。

質疑④ 質疑①の内容について、工事概要が判る書類と王寺町の負担率が分かる書類の提出を求める。 → 後程提出する。

質疑⑤ 下水道事業特別会計へのルール内繰り入れとルール外繰り入れについてそれぞれいくらか? → ルール外67,423千円、ルール内365、478千円である。 ⇒ ルールー外は、本来であれば使用料で回収すべきであり、前回の値上げ幅の問題もあり、県営水道入水単価値下げによる水道料金の問題と併せて研究されるように要望。

討論なし、原案のとおり可決されました。

(2)議第16号 平成24年度王寺町水道事業会計補正予算(第3号)について

<概要> 収益的収入では、1,188千円を減額し599,130千円に、収益的支出では、6,695千円を減額し514,925千円とする。 資本的収入では、2,113千円を増額し、122,902千円に、資本的支出では84,235千円を減額し、197,984千円とする。

質疑① 工事請負費において減額が多いのは何故か? → 請負差額が主である。

質疑② 総配水量が減少傾向であるので、口径別配水量等の資料提出を願う。 → 了承

質疑③ 減価償却について再説明を・・・

要望① 水道の予算書は、複式簿記が混じっているが簿記の書式で記載されていないので見にくいため改善を要望。

討論なし、原案のとおり可決されました。

付託外案件

(1)平成24年度王寺町公共下水道事業及び上水道事業の進捗状況について

<概要> 下水道工事は1件が工事中であり進捗率は90%、上水道工事は1件の配水管工事は進捗率95%、加圧ポンプ改良工事は80%、第2浄水場の耐震対策工事は90%で、いずれも年度内に完了予定。

質疑① 進行中の水道工事2件の請負率が60%代であるが、工事内容に問題はないのか? → 落札後に確認も行い、現場確認も行っているが不良工事とはなっていない。

(2)平成25年度王寺町公共下水道事業及び上水道事業の計画について

<概要> 下水道工事では汚水管渠工事が1件、水道工事では国道168号拡幅部分で配水管工事3件と第2浄水場緊急遮断弁設置工事を計画。

質疑① 水道工事が同一カ所で3件計画されているが、3件に分割する理由は? → 国道168号拡幅工事に伴い、平成26年1月より下水道工事→ガス工事→水道工事の順で施工するため工期短縮が必要 ⇒ 工期短縮だけの理由で分割は?・・・再考を!

要望① 昨年度実施された第2浄水場の中高区配水池には緊急遮断弁が設置されなかった。震度6弱から震度6強への見直しもあったため、安全対策として必要性の検討を要望。

要望② 先の一般会計補正予算で、先ほど説明のあった一般土木工事において多くの減額がなされたが、文化福祉センター駐車場、健民グランド駐車場などの区画線が見えなくなっている状況であり、単に減額するのではなく目配りと気配りが必要と思うので、今後において減額が出る場合の措置として、必要か所の把握を行い、予算組み替えなどの検討を要望。

(3)平成24年度町内要望土木工事の進捗状況について

<概要> 井戸自治会内の水路改良工事について同意が得られなかったので未実施。それ以外は年度内完了。

質疑なし

その他所管事項

質疑① 西部水道組合に対する王寺町の対応について、過去からの経緯を含め説明を → 制度改正の経緯などを含め説明(公認業者制度から指定工事店制度)

質疑② 県営水道受水単価引き下げに伴う料金の改定は? → 県営水道の今後の給水状況や王寺町自己水保有による安定供給と災害時対応など広く検討をする。

要望① 王寺町水道の閉開栓手数料(2千円/回)の問題について、利用者側に立って検討を!

要望② 舟戸1丁目の大和川河川敷近辺の下水道工事について、国土交通省との協議成立に向けた努力を!

確認① スクールゾーンに対する安全対策の確認

以上、午前11時閉会

厚生環境常任委員会

2013年03月15日

平成25年3月15日(金)午後1時30分~3時50分3月定例会中の厚生環境常任委員会が開催されました。(25.3.15 厚生環境常任委員会

付託案件

(1)議第12号 平成24年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について

質疑① システム障害のため交付が出来なくなり減額された「健康優良家庭表彰記念品の概要は → 3,000円/世帯×145世帯を計上

質疑② 特定健康診査事業の減額も多いが、受診者数、受診率は? → 1191人、29.8%

質疑③ ジェネリック医薬品の申し出者数は把握しているか? → 困難

要望① 特定検診などに替えて人間ドック補助制度を要望する。

討論無し 原案のとおり可決しました。

(2)議第13号 平成24年度王寺町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について

質疑① 健康診査の減額が多いが理由は? 当初予定675人、25%であったが、380人、14.4%に留まったため。

質疑② 歳入において保険料の特別徴収より普通徴収の割合が上回っていることについて → 平成20年度の制度改正により、普通徴収で口座振替が可能となったことによると判断している。

質疑③ 健康診査の受診率と内容は? → 受診率は14.4%、検診内容は身体測定、BMI、血圧、血中脂質、肝機能でh25より心電図なども追加される。 受診率が低いのは、75歳以上の方は何らか通院され検査もされているためと判断するが、国の制度であり内容変更は困難。

討論無し 原案のとおり可決しました。

(3)議第15号 平成24年度介護保険特別会計補正予算(第3号)について

質疑① 居宅介護サービスと施設介護サービスの現状と今後の見込みは? → 居宅介護サービスは毎年+40人前後、24年度では報酬の改定もあり支払いが増加しており、通常は6%程度の増加率である。施設介護は23年度138名~144名、24年度は140名~149名と微増であり、今後も在宅中心を想定している。 また、地域密着型の介護施設についても研究する。

質疑② 居宅介護サービスの増約40人の要介護認定内容は? → 認知症が増加傾向にある。

要望① 認知症軽度の場合は進行を止められるとも聞いているので対策を要望する。

要望② 平成25年度で基金残高がゼロとなるため、介護保険制度を長く存続させるためにも、ボランティアポイント制度なども研究されたい。

討論無し 原案のとおり可決しました。

(4) 発議第3号 年金2.5%削減中止を求める意見書について(25.3.15 意見書(厚生環境)

提案者 : 小山議員より主旨説明

清水 : マクロ経済スライドは平成16年に年金制度改正が行われ、長引くデフレのため特例として支給額の据え置きが実施されてきたもの。 今の若者の中には将来の年金に不安を感じ制度に加入しない者が増え、現役の就労者も不安を感じており、このままでは現行の年金制度は破綻すると想像できる。 生活保護費のほうが基礎年金よりも多くなっている不整合など解決すべきことが多くある。 しかし、今回の改正では、同時に低所得の年金生活者支援給付法も採択されており、社会保障費全体の制度設計、年金制度の改革を考えた上で意見書を提出すべきと考えるので、賛成者皆さんの意見を伺いたい。

多くの委員の皆さんは、「年金生活者の実情を考えれば意見書のとおり賛成する。」との立場でした。

反対討論 清水 ; 年金生活支援給付金法で、満足とはいえないが、対象者790万人に対して、家族全員が住民税非課税、年間所得77万円以下の年金受給者に対し、保険料の納付期間に応じて月額最大5000円の給付金が支給されるように手当てされており、年金の抜本的な改正が出来るまでは、現行制度を長く存続させなければならない。 よって、意見書(案)には反対する。

賛成討論 小山 ; 将来に亘って限りなく年金削減が行われ、不況打開・経済再生にも影響するうえ、年金生活の高齢者の生活を破壊するため、年金2.5%削減の意見書提出に賛成する。

挙手採決 → 挙手多数で可決

反対 ; 清水

賛成 ; 小山、大久保、中川、楠本、幡野、西本

付託外案件

(1)未熟児養育医療について → 添付ファイルのとおり説明を受けました。満1歳まで差額ベッド代などの保険適用外を除き無料。 委員から判りやすく広報を願う旨の要望。

その他所管事項

清水 → PM2.5の観測体制や健康被害に対する所見の説明を求めました。

本日3月15日より、奈良県ににおいて王寺町内での大気汚染観測に追加され、基準を上回れば光化学スモッグと同じ連絡体制で周知する。 また、現状の観測結果(37~38μg)では健康被害が生じるものではない。 → 介護施設などへの周知と適切な広報を要望しました。

 

 

 

 

中学校卒業式

今日は、町内2中学校(王寺中学校、王寺南中学校)の卒業式です。

私は、南中学校の卒業式に来ましたが、卒業生は64名でした。(男子生徒のほうが多いです。)

卒業生の答辞では、在校中の数々の思い出と先生への感謝の言葉、両親・肉親への感謝の言葉を聞き、壇上の校長先生はじめ多くの先生方、保護者の皆さん、私達来賓も涙する人の多かったこと。(悲しいのではないですが、勿論、私もです。)

義務教育が終わり、新しい次のステップを、青春を精一杯生きて欲しいと願います。

総務文教常任委員会

2013年03月14日

平成25年3月14日(木)午後1時30分~午後5時 定例会中の総務文教常任委員会が開催されました。(25.3.14 総務文教常任委員会

1.付託案件

(1)議第11号 平成24年度王寺町一般会計補正予算(第5号)について

質疑① 中央公民館の実施設計額13百万円減額について、各自治会への説明は? → 減災対策事業を予定しており実施設計~工事発注が平成25年度でも採択可能。 地元調整を含め社会教育・公民館運営審議会で集約して議論を進める予定。

質疑② 住宅新築資金貸付事業基金について、予算説明と条例廃止が後に付託されているが滞納などの処理状況は? → 平成26年6月に対象者2名の償還が完了する。

質疑③ 明許繰り越しの内容説明を → 緊急ため池点検、路面性状調査、橋梁修繕計画(長寿命化)の3件

などの質問があり

全会一致で原案可決しました。

(2)議第17号 王寺町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について

全会一致で原案可決しました。

(3)議第18号 王寺町情報公開条例及び王寺町個人情報保護条例の一部を改正する条例について

全会一致で原案可決しました。

(4)議第19号 王寺町防災会議条例の一部を改正する条例について

全会一致で原案可決しました。

(5)議第20号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について

全会一致で原案可決しました。

(6)議第21号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について

反対討論 幡野議員 賛成討論 鎌倉議員 挙手多数で原案可決しました。

(7)議第22号 王寺町介護保険条例等の一部を改正する条例について

別添資料に基づき、1号被保険者保険料は基準月額が平成25年度から4,945円となり、各階層で保険料が引き上げられます。(引き上げ幅4,600円~15,300円)

本来、平成21年度に引き上げられるべきところを据え置かれたため、今回の引き上げ幅が大きくなるとともに基金残高は平成24年度末でゼロとなっている状況です。 介護保険制度を永く適切に運営するためには、現行制度では保険料の引き上げをせざるを得ないと思います。

反対討論 幡野議員 賛成討論 鎌倉議員 挙手多数で原案可決しました。

(8)議第23号 王寺町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について

全会一致で原案可決しました。

(9)議第24号 王寺町住宅新築資金等貸付事業基金条例の廃止について

全会一致で原案可決しました。

2.付託外案件

(1)訴訟の進捗状況について

昨年12月5日当委員会への報告後の状況について説明があり、4月18日午後に奈良地方裁判所で双方の証人尋問があると報告を受けました。

(2)奈良県消防広域化について

奈良県消防広域化協議会のホームページに昨年12月25日総会資料が掲載されています。

(3)課名等の変更について

秘書課 → 政策推進課 などの変更で、今週の週報に掲載されます。

3.その他

王寺町職員被服貸与規則の一部を改正する規則、王寺町企業職員被服貸与既定の一部を改正する規定において、雨着・安全帽の支給対象として女子職員が含まれていないので、改正時に追記願うとの要望あり。 → 男女雇用機会均等法の主旨より当然のことですね。

 

幼稚園卒園式

平成25年3月14日(木)今日は、朝から王寺町内3つの幼稚園の卒園式でした。

私は、地元の王寺南幼稚園の卒園式に行きました。 この子達が健やかに成長することを願います。